武蔵野音楽大学の江古田新キャンパスを徹底解剖②

2017年1月に江古田に新キャンパスが誕生した武蔵野音楽大学は、装いを新たにさらなる発展を目指しています。モダン建築物のような校舎は、大学とは思えない洗練されたデザインが特徴です。校舎のさまざまな施設を紹介します。
■学生たちが行き交う交流の広場
数多くの交流のシーンを演出するのが、リストプラザです。キャンパスのコアになる地下1階に掘り下げられた空間です。この広場を中心にキャンパスのレストラン、図書館、楽器ミュージアムなど、主要施設やスポットが囲んでいます。屋外イベントにも最適な場所で、まさにヨーロピアンテイストにあふれています。

アトリウム(メインエントランス)は、大学の顔として地域のランドマーク的なシンボルにもなります。社会に開かれた大学を具現するように、壁面をガラス張りにした透明感を持たせています。外から内部空間を見通せることで、見る者に心地よい開放感を与えました。地域とも見事な融合を果たしています。

■そこは学食ではなく、レストラン
進化を続けるキャンパスに彩りを与えるのが学食です。といってもここは、レストランのような雰囲気が漂っています。それもそのはず。有名洋食店の「銀座スエヒロ」が運営を手掛けているからです。自然光をたっぷり取り入れたカフェ内は、カフェテリア形式で多彩なメニューを提供。これなら、毎日でも来たくなりますよね。

2層吹き抜けのメインロビーは、さまざまな人が行き交う開放感あふれる空間です。ガラス張りによってリストプラザと一体になり、採光に優れた明るいスペースです。毎日、通る空間だけに、爽やかな気分にさせてくれます。授業が終わり、メインロビーを通れば気分もリフレッシュします。

■充実のレッスン室や録音スタジオ
コミュニケーションの活性化を目的に、レッスン室にひと工夫施しました。クラスメートや通りかかった教員との会話ができるよう、レッスン室に囲まれたラウンジを随所に設置しています。集中力を高めるため、セパレートされたレッスン室と、開放的な空間のコントラストにメリハリがつきます。

音楽の専門大学とあって、録音スタジオも充実した内容です。五重奏程度の編成の録音にも対応可能な広さを持ちます。極限まで遮音性能が高められ、プロユースにも対応できる静けさを実現しました。コントロールルームには、さまざまな音声編集も可能。オーディション応募用の録音にも力が入ります。